musitronics/MU-TRON Ⅲ

と、言う事でオリジナル・ミュートロンⅢです。
フィルター効果自体はなかなか味のあるスイープ加減なんだけど、突っ込みどころ満載のおバカさん代表でもあります。

通常フィルターの反応するレベルを設定するのには「スレッショルド」とか「センス」なんてツマミで設定ラインを操作するものなんだけど、こ奴はスレッショルド・ポイントは固定で入力ゲインを動かすってな暴挙に出ている。

さらにさらにバイパス時にも「入力ゲインの後」にバイパスなのがこ奴を徹底的に扱い難い代物にしているのだ。人の迷惑をまったく考えてない我がまま勝手放題の奴!そう、F末吉のよ…いやいや、あ、そうそう…うははは。

つまり大多数の人が普通に弾くとユニティ・ゲインよりかなり低めに設定しないとフィルターが開きっぱなしになってしまう、当然アウトのレベルも下がる…って、なんじゃそりゃ。
オンの時だけなら後ろにブースターでも繋げて対処する気も起こるが、バイパス時もゲインが下がっているのである。なっっっっっんじゃそりゃ。
ベース等の本体のボリュームを半分くらいに絞ったレベルしかアウト出来ないの、よ、つまり。

考えられるとすればループに組んでブースターやEQとセットにすることだが、BOSSのエフェクター5個分くらいのデカさ。ループに組んでもこ奴1個を使うだけでボードは占領されてしまう。

フィルター効果自体はトリッキーな立上がりで面白いのだが、先のジッパーが「バオンッ」とディープなのに比べカラっと明るいややアマガエル的。
半開き設定でウネウネさせればそれなりにダークな低音も得られるのだが…。

中開けた事無いけどスレッショルド付いてるのかな?付いたらもう少しなんとかなる気もするが、微妙な設定をいちいち開けなきゃならんのはノイローゼものだし、だいたいバイパスの音がとんでもなく酷いので今の世ではループに組むしか考えられないだろなぁ。よってレコーディングでしか使ったことありません。

リイシュー版ミュートロンⅢ+の方はそのあたり改善されてるみたいだけど。musitronics_MU-TRON3