power cable

IMGP0066何は無くても電源なのである。私が人前で多少なりとも弾ける楽器はエレクトリック・ベースのみである。だから私はベーシストではなくエレクトリック・ベーシストなのだ。電気の力を借りなければポソリとも音は出ない。シールドコードより、弦を張り替えるより、電源コードで音は変わる。シールドは忘れても、電源コードを忘れて行くことは無い。
右の赤いプラグがオヤイデ津波。コードがとにかく太くて固くて取り回しに苦労するが「ゴンッ」とスピード感の有るゴッツイ音。相手がヘナヘナの壁コンだったりすると、コードの重み等で使えない場合が多々あり。
まん中の透明プラグの2本がEx-proのカスタム。故近藤氏が特別に作ってくれた物。ヘロヘロの元電源であったとしてもインチキタップのタコ足を介さず直接引けるよう、長目の物と、長年自宅で(20年くらいかな)通電エージングしてきた短めの物。Ex-proは一番のお気に入り、パワー/スピード感、取り回し等総合的に素晴らしい。
紫色の小粋な奴がオーディオテクニカAT-PC600。コストパフォーマンスが素晴らしく、取り回しも楽。プリアンプ等のパワー系以外に使ってる。私がコレを褒めると、近藤氏が「実は中身が……」と教えてくれた。